初夏の楽しみ!自家製梅酒を作ってみよう!

レシピ

6月に入ると野菜コーナーに並び始める「梅」。
でも梅干しとか梅酒って、作るの難しいのでは…?とお思いではないですか?

梅干しは、塩漬けしてしばらく待って天日干しして…などといった工程がありますが、
梅酒は結構簡単にできそうなのです!
小さいころはよく手伝ってたなぁ~(梅シロップと、父親専用の梅酒の2種類でした。)

私はいつも梅が出回るこの時期、梅酒仕込むぞ!と意気込みはいいのですがついつい買いそびれてしまい、
今年は絶対作るぞ!と思い、6月上旬あたりからずっと待っていました。
そして最近やっと購入できたので、さっそくチャレンジ!

まずは準備!

準備するもの


  • 梅はだいたい1袋1kgで売っていますので、これを基準にします。

  • 長期保存するので、ニオイ移りしない、密閉できる容器と考えると瓶がベストかと思います。
    また、煮沸消毒するのであればなおさら瓶がよいかと思います。
    (私はアルコール消毒です)
    大きさは、よくあるのは「4L」サイズですが、
    いろいろ試したいので、私は「2L」2本と「3L」を準備しました。
    梅1kg全部であれば、2Lは小さいです。氷砂糖600gで3Lサイズギリギリでしたので、4Lがあれば安心です。
  • 氷砂糖
    梅酒の場合はゆっくり溶ける氷砂糖がよいようです。浸透圧の関係らしいですが。
    よくお料理で「お砂糖は数回に分けて入れましょう」という理由と同じだったかと思います。
    ですが、私は今回は「はちみつ」バージョンも作りたいので、氷砂糖とはちみつの2つ準備しました。
  • お酒
    よく使用するのは「ホワイトリカー」ですが、今回はブランデーを使います。
    写真は「サントリー V.O」です。他に「ブランデーベースリキュール」も準備しました。

量について

梅1kgで作るとして、基本は
・氷砂糖 500g
・お酒  1升=1.8L
です。これが覚えやすいかと思います。

今回ははちみつを使うので、氷砂糖を上白糖として換算してみます。
上白糖は、大さじ1(15ml)にすると9g

上白糖 500g≒833ml(2カップとちょっと。)
甘さでいくと、上白糖大さじ1(15ml)=はちみつ小さじ1(5ml)なので、
上白糖 840mlとして、はちみつはその3分の1の280ml。
はちみつは200ml(1カップ)280gなので、グラム換算であれば392gです。

ですので、氷砂糖500gの場合、はちみつはざくっと換算すると280ml、もしくは400g です。
私は甘くしたかったのと、2L瓶2本に分けて作りたかったので、
2L瓶1本につき
・梅    500g
・はちみつ 1カップ
・お酒   900ml
としました。
はちみつをグラムで量らずにカップで量った理由は、そのカップでそのままお酒を量りたかったからです。
そのほうがはちみつを無駄にしなくて済むかな~、と(^^♪

さっそく作ります!

では作ってきます。

1.梅を水につけて、アクを抜きます

数時間~1晩水につけて、アクを抜きます。
私は一晩漬けておきました。

2.ざるなどに並べて乾かします

ペーパータオル、または清潔な手ぬぐいなどで梅を拭き、乾かします。
ここで水分が残っているとカビの原因になるので、しっかり拭きます。

3.乾かしている間に、瓶を消毒!

小さい瓶だと煮沸消毒しやすいですが2L瓶は大きくて煮沸消毒できる鍋がなかったので、アルコール消毒しました。
蓋も忘れずに!

4.竹串でヘタを取ります

私はこのタイミングでヘタ取りをしたんですけど、洗う前のほうが取りやすかったかも。
つまようじだと細くてたぶん折れちゃいますので竹串がよいです。

5.さぁ、瓶に詰めますよ~♪

ヘタを全部取りました。瓶詰してきます♪
この時、梅に穴をあける方法もあるようです。
この場合は梅のエキスがたくさん出る代わりに濁った梅酒になるようです。
今回は、穴をあけず、透き通った梅酒にしてみたいと思います。

ルパルフェ(という瓶なのは今回知りました)の2L瓶に500gの梅を詰めたところです。

6.はちみつ、ブランデーの順番に入れていきます。

はちみつを1カップ入れ、そのカップを使ってブランデーを900ml入れたところです。
はちみつが下の方に溜まっています。ここで混ぜたほうがいいか分からず、とりあえずそのままに。

7.ブランデーベースリキュールでも同じように。

梅酒で有名な「チョーヤ」から、果実酒専用のブランデーベースリキュールが発売されていました!
もう1つの2L瓶はこちらで作ってみました。
分量は同じ、梅500g、はちみつ1カップ、リキュール900mlです。

8.比べてみた!

サントリーV.O、チョーヤV.Oを比べてみました。
見た目は全く変わりません。味はどうだろう?楽しみ♪

飲み頃になるまで寝かせましょ~

冷暗所に置いて寝かせますが、最初の数日ははちみつが下に溜まっているので、1日に1回は瓶を横にしたりしてはちみつが混ざるようにします。

翌日混ぜようと思って見てみたところ、はちみつが触れているところは青いまま、ブランデーが触れているところは黄色くなっていました。
これも「浸透圧の違い」でしょうか?
氷砂糖は接触面がなく、梅のほとんどにブランデーが触れている状態だと思うので、この違いがどう出るのか?
氷砂糖バージョンも作ったので、比べてみようかなと思います。
(ちなみに、甘めにしたいので氷砂糖は梅1kg当たり600gにしました。)

だいたい2~3か月頃で飲めるようになるそうですが、できれば半年は寝かせたほうがよいようです。
そして、1年過ぎたら梅の実は取り出しましょう

まとめ

寝かせる時間を抜かすと1時間もかからずに仕込めました。
また、梅を凍らせたもので作ると1日で出来上がるらしいです。
我が家の冷蔵庫には空きがなく😢今回は普通に作ってみました。
梅はこの時期以外には普通のスーパーではお目にかかれないので(私は見たことないです)、
大きい冷蔵庫を購入したら、梅を大量購入して飲みたい時に作るというのもいいかもしれません。

もしこの記事を見てくださったのが5、6月でしたら、簡単ですので是非みなさんも作ってみてください!

お味につきましては、数か月後、ご報告します♪

1週間後…

1週間経った状態。
同じサントリーV.Oで、左は氷砂糖、右ははちみつで漬けたものです。
氷砂糖はまだ残っている状態、はちみつはほぼ混ざり切ったのでお酒の色が濁っています。

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